こんにちは。東京で別れさせ屋をしております別れさせ屋アクアです。
今回の記事の内容はシンプルかつストレート。
多くの読者さんが気になっているであろう「別れさせ工作の方法」についてです! ベテランスタッフのミズサワにインタビューを行いました。
「工作って本当に仕掛けられるものなの?」と半信半疑のあなたも、「別れさせ工作って何をするのか見当もつかない」と不安なあなたも、この記事を読めばちょっとだけ別れさせ屋についてわかってもらえると思います。
別れさせ工作ってそもそもどんな方法?
――いきなりなんですが、どうして工作が必要になるのでしょうか?
答える前に、一つ前提を伝えておくと、私がこれから話すことはあくまで一例です。
依頼者さんにとって最適な別れさせる方法は、当然だけどその案件の背景や状況ごとに変わってくる。
必ずしも全ての依頼者さんにこれから話す方法を適用させているわけじゃないってことは念頭に置いてくださいね。
まず、「別れさせたい」って依頼された場合、「現状、相手は別れる理由がない(だから別れない)」っていう状況がどの依頼者さんにも共通している。
でもこれって、裏を返せば別れる理由を作れば、ターゲットを別れさせることができるってことですよね。
そうなると、別れさせるために相手の男性、女性のどちらかをターゲットにして、相互信頼が継続できないような問題を起こすことが必要になってくるわけで。
……ここまで言えばもう分かりますよね?(笑)
そう、工作は相手が別れるような問題を意図的に引き起こす手段なわけです。
一番わかりやすくて効果的なのは異性問題ですね、やっぱり。
――異性問題はインパクトも大きいですもんね。「別れたい」という依頼の場合はどうですか?
別れたいのに別れられない理由も多種多様ですが、この場合は「別れたい理由があいまいであること」が依頼者さんに共通してるかな。
となると、相手が納得して別れることができる理由を作ってあげ、相手の方から依頼者さんを振るように仕向ける必要がありますよね。
この時も工作が必要になります。簡単に言ってしまえば、工作は依頼者さんがどうすることもできない現状に突破口を与えることができる。
それが結果として「別れ」を実現させる。
だから工作は別れにくい相手と別れる上では欠かせないですよ。
――なるほど。なんだが、意図的にキッカケを与えるのって難しそうですね。すこし踏み込んで質問します。具体的にはどうやって別れさせ工作するんですか?
まず別れさせ工作の内容を考える前にターゲットの内部情報を収集します。
ターゲットがどうして別れないのかという理由をこの段階ではっきりと把握する必要があるんですよね。
別れない理由が判明すれば、ターゲットに仕掛ける工作の方向性が定まるわけで。
わかりやすいように、ちょっとここで具体例を挙げてみますね。
依頼者さんは男性に二股をかけられていて、二股相手と別れて欲しくてうちに依頼いただいた。
情報収集をした結果、「二股相手に好意はないが、情で別れられない」という理由が判明しました。
そうとわかれば話は早い。
情で付き合い続けることに疑問を感じるような工作を仕掛ければいいですよね。
依頼者さんと男性の絆が深まるような出来事を起こしたり、二股相手との関係にヒビが入るような問題を起こしたりすることで、男性の二股相手への気持ちの比重を変化させる。
――大胆なことをしているように聞こえますね。あまり大胆だと別れさせ工作を仕掛けたからといって必ずしもそれがターゲットに通用するわけじゃない気もしてきますが……。
うーん、工作って、特別なものじゃないんですよね。
普通に生活していたら関わりがないことのように思えるかもしれません。
でも、考えてみてください。
学校なり職場なり、自分が生活している中で新しい友達ができることって、なにも不自然なことじゃないですよね?
工作って、そんな感じで日常に溶け込んだ物なんです。
まあ、ターゲットが一切ひとと関わらないような方だったら工作をしかけるのは難しいですけど(笑)。
普通に生活して、普通にひとと関わって、普通に気の合う友達ができるような方であれば別れさせ工作は通用します。
――なんだか、ちょっと怖いですね(笑)別れさせ工作を仕掛けられているなんて気づけないと思います。とはいえ別れさせるのっておおごとですし、途中でバレませんか?
工作は短期間で遂行出来るものじゃないんですよ。
ターゲットの人間関係のネットワークに入り込んで、長い時間をかけて関係を構築しつつ、工作を仕掛けるからバレないです。
ひとって、仲良くなればなるほど相手を信頼しますよね。
それと全く同じで、工作員もターゲットにとって「信頼出来る友人」になっていくんです。
知り合って間もないひとから「いまの彼女とは別れた方がいいんじゃない?」って言われるのと、信頼している友人から「いまの彼女とは別れた方がいいんじゃない?」って言われるのでは、言葉の重みは違ってきますよね?
つまりそういうことなんです。
長い時間を要する代わりに、工作員のアクションは影響力を持つようになります。
しかも、工作員がターゲットを別れさせるつもりで仕掛けている工作を、ターゲットが不審がることもありません。
別れさせ工作が別れさせ工作だとバレることもなければ、そもそも怪しまれることがないんですよね。
いかがでしたか。
別れさせ工作と聞くと、特殊な方法で裏に手回しをして、問題を強引に解決させるイメージがありました。
そうではなく、日常生活の中で起こりうる人との出会い、出来事、偶然が工作そのものなんですね。
次回は別れさせ工作に欠かせないものとなってくる、精神的な考え方のお話です。