こんにちは。東京の別れさせ屋アクアです。
前回、別れさせ屋について「別れさせ屋とは」という大きなテーマでインタビューしてみましたが、本日はその第2弾。
別れさせ屋アクア代表・藤木の「別れさせ屋とは?」をご覧ください。
別れさせ屋アクア代表・藤木インタビュー
――ざっくりとした質問なんですが、「別れさせ屋」ってなんですか?
まずはちょっと流れから考えてみようか。
「別れさせ屋」というからには別れさせているんだけど、これは言ってしまえば「恋愛感情の悩み」を持っているだと思う。
基本的には男女間の悩みって自分で抱えてもどうにもならないことが多いわけで。
たとえばどうしようもなく悩んだときにどうする?
――まずはだれかに相談しますかね……? たぶん。
そう。まず友達に相談する、親に相談するだろうね。
たしかにその友達はあなたに親身になってくれて、相談を聞いてくれるってことはあると思うよ。
それはそのとおりなんだと思うんだけど、でも悩んでる問題を解決する方法ってなると話はべつじゃないかな。
その友達って恋愛マスターかなにかなの? って思っちゃうんだよね。
相談を聞いてあげることは気持ちだけでできるけど、解決はできるかって言われるとそうじゃない。
それをできるひと、請け負うところ、って必要じゃない?
そういうその公共? 公的? なにか悩みを解決するものってなくない?
法律関連でモメたら弁護士。
商品でモメたら消費者センター。
そういう恋愛関係を駆け込む世間的に認められたものはない。
でも、人間関係の悩みの統計をとってみたら、恋愛関係の悩みって結構な割合なんじゃないかと思うんだよね。
実際、方法をしりたい、解決して欲しい。
そういう要望はかなりあると思う。
で、そういう悩みを解決するためのサービスをわかりやすく表現したのが「別れさせ屋」だと思ってる。
「別れさせ屋」や「復縁」ってことばがもっともわかりやすく世間に広がってるから、アクアも「別れさせ屋」って名乗っているだけなんだよね。
ちょっとカッコよく言うと、「終わりなき人間関係の問題解決」が理念。
――悩みの解決がまずメインのテーマになってくるわけですか。
やりたいのはひとの悩みを解決するお手伝いなんだよね。
その中でたまたま「恋愛」が多いからメインになっている。
たとえ依頼者さんがどういうビジョンを持っていたとしても、どういう環境にいたとしても、悩みをもっていればそれを解決したいと思う。
――そう言う意味ではちょっと一般的に想像する「別れさせ屋」とはビジョンがちがうかもしれませんね。
たぶん一般世間の別れさせ屋っていうイメージは「違法的なことをやっている」みたいなものだと思うんだよね。
自分のすごい都合いいことをすごく都合よくやってくれる、「違法だけど」。
そんなくらいのイメージだと思う。
でも、それはウチではやりたくない。
極論すれば、依頼があったから「別れさせたい」わけじゃないんだよ。
そのひとの持つ問題を解決したい。
依頼者さんがイメージしていることをそのまま提供することはカンタンというか、もちろんそのときどきの難しさはあるんだけど、考えなくていいから楽なんだと思う。
別れさせ屋アクアは信念、本質を提供しているつもりでいる。
「別れさせ屋」っていうサービスを提供している気はあまりないんだよね。
別れさせ屋ってこうですよね、ああですよね、って想像できるほうがわかりやすいと思うんだけど、そもそも目指しているのがそこじゃない。
「別れさせ屋」ってどんなものですか、っていうのを手っ取り早く知りたいなら、ほかの別れさせ屋のサイトを見てもらったほうがわかりよいと思う。
アクアさんに相談してよかった、って最終的に依頼が終わったときに言ってもらえるようにしたいんだよね。
――その依頼が終わったあとに「よかった」って言ってもらえることが目標になるわけですね。
そう。「よかった」と「よかった」で終わる関係を作るためにやっているかな。
だから、別れさせ屋はプロセスであって、結果ではない。
「別れさせる」的なことをやりました、終了。お金と時間を使って終了。
そういう依頼者さんと別れさせ屋の関係にはなりたくない。
――それは一般的な「別れさせ屋」よりも依頼者さんに踏み込んでいく必要がありそうですね。
そうだね。本質的な問題というのは「別れさせる」的なことや、「別れる」的なことより先にあることが多い。
だから、別れさせたら自分の気が晴れるから、って依頼は受けない。
うらみやつらみで別れさせて、たしかに一瞬気分は晴れると思うんだけど、やっぱりその一瞬気が晴れたあとには後悔しかないと思うんだよ。
だから、そんなことをしてもだれもしあわせにはなれない。
お腹が減ってるときには、あれを食べたいこれを食べたいって思うけど、食ったあとだとなんも思わないじゃない?
食べる前がピークだし、食べたあとはなんかもうどうでもいいよね。
それと同じで、別れさせた! でいい気分になれるのはせいぜい3、4日じゃないかなと思う。
そのあと罪悪感とお金を使った事実だけ残るわけで。
だれか幸せになってくれないと依頼は受けられない。