こんにちは。
別れさせ屋アクアです。本日はすこしキャッチーなタイトルでお送りしています。
相談員ハナダのインタビューを2回にわけてお送りしましたが、今日はその最終回。
→第1回目相談員ハナダ/浮気がバレない自信はあるか
→第2回目相談員ハナダ/もし別れさせ屋に依頼するとしたら
相談員ハナダはどうすれば別れさせられるのか
――別れさせ屋工作員の誘いには乗るが、離婚には至らない、というところで前回は終わりましたが、実際、ハナダさんはどうやっても別れませんか(笑)
私からはなかなかね。でも、それをちょっと考えてたんだけど、無理じゃないという結論に至ったよ。
要はウチの夫婦が別れるって、私じゃなくて、旦那次第なわけだから、旦那を裏切らせればいいんだと思う。
私を別れさせるためには、私じゃなくて、旦那のほうに工作したほうがいいかな。
いや、もちろん私を旦那と別れさせる工作なんだけど、ターゲットの私よりターゲットじゃない旦那のほうに工作するという。
――なるほど。でも、それってもし旦那さんの浮気相手が依頼者だとすると……
そう。自分が好きなひとに工作をしかけないといけなくなるね。
どうしても見たくない部分も見えるかもしれないけど。
ほかのひとにデレデレしてる自分の本命はやっぱり積極的に見たいものじゃないから。
あとは私への本音の聴取はいると思う。
――どんな本音がハナダさんから聞き出せたら合格ですか?
まずはとにかく私にバレてるかバレてないか。
浮気っていろいろなリスクがあるから、知っておきたい情報かな。
そのあと私の価値観の部分だよね。
私の価値観では「家族の時間が変わってない」かぎりはセーフ。
家にもちゃんと帰ってくるし、週末は家族で出かけられる。
こういう家族の時間がキープできているかぎりは問題ないと思う。
――それがわかると、家族の時間を奪えばいいわけですか。
そうそう。
たとえば浮気相手がひとりだったら、そういう「家族の時間」を侵食してないかもしれないけど、イイ感じの子が2、3人いたら物理的に時間って減っていくよね。
いま家族(本命)にかけている時間のバランスを崩すわけ。
そうなって、時間のバランスが崩れてくると、「いい加減にはしなさいよ」ってなると思う。
逆にどれだけ旦那が浮気相手に熱が入ってても、態度があまり変わってなかったら、あんまり工作としての効果はない。
とにかく時間を削っていくことが重要になるね。
――熱量よりも時間が重要ですか。
これはもう本命の価値観次第だよね。
どこを別れさせたいターゲットが重要視してるかってことが大事。
私の場合は、キャバクラのお姉ちゃん相手と楽しくしゃべってるくらいなら大丈夫。
でも、家族の時間を削ってまでだれかと会ってるってなると、これまでと比重が変わってるわけでしょ?
そうなると、もうダメかも、ってなることは充分にありえるよね。
――ハナダさんの別れさせ工作で難しいところはどこでしょう?
工作するほうとしては、旦那を本気にさせなくちゃいけないのが難しいよね。
嘘ついてでも会いたくなるほど関係性を作らないといけないわけで。
結論としては時間だけ奪えばいいんだけど、その時間を奪えるほどの価値がない関係性だったら、やっぱり旦那もバランスは崩さないと思うから。
私にも工作をしかけて価値観を聞き出して、旦那にも別れさせ工作をしかけていく必要があるかな。
私がいやだな、と思うところを発見しつつ、旦那のことを疑わせる発言をしていくと効果はさらにあるよね。
――どんな流れで疑わせて行くかをもうすこし詳しくお願いします。
たとえばそうだな、女性工作員を近づけてまず私と友達関係になる。
友達関係が深くなっていくと、平日はどんなおそくてもかまわないけど、土日くらいは、って話が私から出るとするじゃない?
それを旦那に別れさせを仕掛けている工作員と共有する。
本命はこういうところつっつくと嫌がる、って別れさせ工作を仕掛けている工作員もわかるわけだから、成功はしやすくなると思う。
――ここでハナダさんに男性工作員は難しいですか?
うーん。どうかな。前も言ったけど、まあ、仲良くはなると思うし、友達以上くらいまでならありえる。
でも、私は40代だしね。私が20代とかなら異性でもいけると思うんだけど、いまだとほら、なんか売られんのかな? って思っちゃう(笑)
もし女としてイケてる年齢なら、アタシまだイケルかな、と思うことはあると思うけど、いまの私に関してはちょっとそれはないかな。
――女性としての価値を本人が感じていると異性でも大丈夫なんですね。
そうね。
ただ、女が残ってたとしたら、異性を近づけると「負」の情報はなかなか言わないから、本音は聞き取りにくくなるよね。
恋愛関係に発展させることができるなら、旦那への工作はいらないと思う。
別れさせって恋愛の問題なんだけど、私を別れさせるためには、大事なのは家族で過ごす時間を奪うこと。
私に恋愛をさせるっていうのは別れるまでには至らないけど、旦那が家族の時間をないがしろにするなら別れさせは成立すると思う。
目的が別れさせだからって、工作までが必ず恋愛に限定されるわけじゃないってことかな。
いかがだったでしょうか。
3回に渡るインタビューで、相談員ハナダも別れさせられる可能性が見えてきました。
目的はひとつでも、方法はひとつではないので、一見難しそうに見えても手段を変えれば可能性が見えてきます。
ゴールから逆算してプランニングをしていくと意外なところに答えが落ちていたりします。