こんにちは。東京で別れさせ屋をしています、別れさせ屋アクアです。
さて、今回の記事では、いざ「別れさせ屋に依頼しよう」と思ったときに、どこを見て依頼すべきか判断するポイントをお話ししようと思います。
前回、別れさせ屋に依頼するときの失敗パターンをすこしお話しましたが、では失敗しないためにはどう考えたらより確率が上がるのか、というテーマです。
自分が「対象者」側に立って考えられるか
例えばあなたがわりと大きな病気になったとします。
そこでお医者さんに診てもらうとき、「その治療法なら病気は治るかもしれない」といった漠然とした状況では、治療に踏み切りにくいでしょう。
「その治療法なら病気は治るに違いない」といった、客観的判断に基づいて自分が納得のいく治療方針を求めるはずです。
じつは別れさせ屋に依頼する際も同様で、「その方法なら別れるかな?」ではなく、「その方法なら別れる・別れないに違いない」といった感覚を持つことが大切です。
別れさせ屋に依頼する側ではなくあくまで自分が別れさせ工作を仕掛けられる対象者側に立ち、客観的な立場から判断を下すことが重要になります。
具体的には、別れさせ屋の言う「別れさせるまでのプロセス」の説明を、自分が別れさせ工作をしかけられる「対象者」だと仮定して聞いたときに、「自分がその方法をやられたら別れそう」と思えるかどうかです。
つまり確信や納得を得られた業者に依頼すべきなのです。
逆にどんなに業者が「この方法なら確実にいけますよ」と言っていても、自分がその方法の「対象者」だと考えた時に、いまいちピンと来なければ、その業者は辞めた方がよいでしょう。
「藁にもすがる思い」が落とし穴
「対象者」側に立ち、客観的に考えることが、なぜ別れさせ屋に依頼するうえで大事なのかについてもう少し見ていきましょう。
別れさせ屋という業界を熟知している人というのは極めて少ないです。
依頼を考えているひとも例外ではありません。
存在こそ知っていれど、実際どういうものなのかよくわかっていないことが多いです。
そのため、自分がよく知らない世界のことをよく知っている(と思われる)別れさせ屋から話を聞くと、「そういうものなんだな」と鵜呑みにしてしまう危険性があるのです。
これに加え、思い詰めた結果として別れさせ屋へ依頼したケースの場合では特に、業者の提示する方法を聞いたときに、
「その方法で成功して欲しい」
といった希望的観測をしがちです。
「あまり効果的とは思えないけど、業者が言っているし、もしかしたら変わるかも……」といったダメもとの考えで依頼を決断することがあるのです。
そう、この「手段があるならなんでも試したい」といった藁にもすがる思いが一番危険であり、霊感的な治療方法であっても受けてしまう心理状況でもあるのです。
「霊感商法」ではない別れさせ屋に依頼するために
霊感商法と聞くと、うさんくささや怪しさを感じるひとがほとんどだと思います。
しかし、その一方で病を患っている人で霊感的な治療法を試すひとが存在するのは、「治るかもしれないなら試したい」といった、まさに藁にもすがる状況に置かれているからです。
そして、そんな状況に付け入り、カモにしようとする心無い存在がいることも事実です。
これは別れさせ屋でも全く同じことが言えます。
思い悩むと、ひとは客観性を失いがちです。
そんな時こそ一旦冷静になり、「その方法を実際に自分がされたらどのような結果になるか」を考え、いつでも「対象者側」の気持ちになって話を聞き、判断を下す必要があるのです。
別れさせ屋といえども、ターゲットにする人は私たちと同じ普通の人間、普通に生活をしているひとです。
心理テクニックを駆使したとしても、そう簡単に接触し、工作を仕掛けるということは極めて難しいです。
つまり、別れさせ屋は魔法使いのような存在ではないのです。
威勢が良く、聞こえの良い提案をしてくる別れさせ屋の話を聞くと、どうしても希望を持ちたくなるものですが、本当にその別れさせ屋に依頼してもいいかどうかを判断する際に、繰り返しになりますが
①自分がその方法、工作を仕掛けられる対象者側に立って考えること
②依頼しようとしている別れさせ屋も対象者側に立って話をしているかを見極めること
この2点を忘れないで欲しいです。
いかがでしたか。
ちょっと悪い例として出してしまいましたが、民間療法や降霊術的な治療を否定しているわけではありません。
じつは私も風邪でネギを巻いたこと、あります(あんまり効いたとは思えなかったですが)。
対象者側になって見てくださいね、というお話でした。