さて、前回の記事では男性と女性の「浮気する」メカニズムについてお話しました。
では、その復習も兼ねて第2回目をスタートします。
男女にとってどこからが浮気?
どこから浮気か。
というのは男女の永遠のテーマのように思えてきますが、実のところそれほど難しいことでもないように感じています。
「気持ちが浮気してたら浮気」というのは女性がよく言うことばですが、男性はそもそもそんな感覚を持たないです。
男性にとっては自分のパートナーが「エッチしたら浮気」です。
前回、男のひとが浮気をするときは「満たされているとき」で、浮気相手の女性に求めるものというのは「肉体的」なもの、だとお話しました。
つまり、男性にとっての浮気というのは、肉体的な接触がほとんどすべてと言ってもよいからです。
女性にとっては自分のパートナーが「他のひとに気持ちを向けたら浮気」です。
これも前回、女のひとが浮気をするときは「満たされていないとき」で、いっときの精神的な充足を得たいがために浮気をすると述べました。
つまり、女性にとっての浮気というのは、精神的な充足がメインになります。
どこまで許される?
すごく反発もあるかもしれませんが、ここははっきりさせておく必要があるので、言い切ります。
「(男性は)自分が肉体的なものを求めて浮気しているので、相手(の女性)が肉体的な接触を他のひとと持ったら浮気」ということです。
したがって、もし奥さんや本命の彼女に浮気がバレた場合、「気持ち的なものを求めていなければ、ギリギリ許される」こともあります。
逆にもし旦那さんや本命の彼氏に浮気がバレたとしても、「肉体的に接触していなければ気持ちが向いていても許される」ことがあるわけです。
もちろん、最後の一線は越えていなくても相手の男のことがすこしでも好きならもう浮気という男性もいますし、気持ちが全然他の女に向いていないとしても肌と肌を触れ合わせたらその瞬間浮気という女性もいます。
経験からの確率のお話です。
「自分の彼女が他の男と1回でもエッチしたら別れる」という男性のほうが、「自分の彼女の気持ちがすこしでも他の男に向いたら別れる」という男性より多いわけです。
要するにきっかけも、求めるものも男女でちがうのです。
男女でいっしょくたに考えてしまってはダメです。
浮気相手から本命になるためになにをする?
では、すこしテクニック面にも触れていきましょう。
あなた自身が浮気相手であるという自覚がある場合、まず、
1:これまでお話したようなメカニズムを理解すること
が大事です。
あなたが肉体的なものを求めているからと言って、相手も肉体的なものを求めているとは限りませんし、あなたが精神的な充足を求めているからと言って、相手も精神的なものを求めているとは限りません。
自分が求めているから、相手も同じものを求めているというのは大きな間違いです。
そこを理解した上で、ステップ2へ進んでいきましょう。
ここで言う浮気ってなに?
まずテクニックに入る前に、どんなひとなら効果があるのか、ということです。
「用法用量を守って正しくお使いください」というようなまえがきです。
ここは条件ですので、ばっさりと書きますね。
A:「恋人」がいるが、自分は2番手だという実感がある
B:「既婚者」と付き合っている
Bに関しては、相手が既婚者であなたと結婚していないなら、当然のように浮気です。
Aの恋人については、さらに2パターンに分岐します。
その1パターン目を今回は解説します。
A-1 自分が2番手だと思いこんでいる
大前提として、明言されていないのであれば、相手からするとあなたが本命の可能性があります。
それは「あなた」の判断です。
明言されたわけでもないのに、そう思っているということはなにかしらの判断材料があるのだと思います。
その多くは、連絡の頻度、デートの頻度、イベント参加数で判断すると思います。
平日はぜったいにメールを返してこない。
クリスマス、お正月、夏休みは予定がぜったいに合わない。
知らないメールや電話が多い。
というようなところですね。
この場合、もし相手がフタマタだとしても、「自分が浮気相手」だと思わないことが肝心です。
浮気相手「だから」しょうがない、というような自己防衛というか、自己弁護というか、妙な保険をかけていませんか?
それ、おそらく相手には伝わっています。
あなたがそういう空気を作っていて、相手に好き勝手させている可能性があります。
どれだけウザがられても本命として振る舞うこともときには大切です。
「明言されてもいないのに、自分を浮気相手と思うな!」がアドバイスの第一歩です。
相手が好きになってくれることを待つのではなくて、自分のことをもっと好きになってくれるようにアクションすればいいだけです。
ブログの性質上ここではあまり宣伝したくないのですが、この明言されていない状態であれば、過剰なアクションを取らなくても弊社のサポートで充分フォローできると思います。
本命として扱ってもらえるようにふるまえばよいので、ひとつひとつの行動自体はささいなものだったりしますが、大きな行動を起こさなくても大丈夫なことが多いです。
むしろ、過剰なアクションはNGの場合もあります。
さて、いよいよ次回は実際に「浮気相手であることが確定している場合」の対処法です。
もしセカンドであることが明言されていない場合は、(もちろん場合によりますが)強行策をとってはダメですよ。
必要以上に卑屈にならない態度も、ときには重要なのです。