さて、本日は少し趣を変えて、別れさせ屋アクアの理想を語ってみたいと思います。
と言っても、いつも当ブログでお話している方法論や成功事例などではありません。
別れさせ屋かくあるべし、というような硬い内容でもありません。
こんな風に別れさせ屋というお仕事ができたら気持ちいいだろうなというお話です。
別れさせ屋は特殊な職業か
世にはあまた職業があります。
パン屋さんやお花屋さんといった小学生にもメジャーな職業から、ひよこ鑑定士なる職業もあります。
その中で当社は別れさせ屋を営んでいるわけです。
一見、特殊な職業のように思われがちですが、その働くこころがまえは他の接客業とそれほど変わりません。
依頼者さんというお客様がいらっしゃって、調査や別れさせ工作という技術を使って、復縁や別れさせをご提供するわけです。
技術自体は他の職業と同様に特殊です。
パンの作り方や、お花のパッケージングや、ひよこのオスメスを見分けるのと同じように、調査や別れさせ工作をします。
ですが、お客様に対するこころがけというのは特殊なものでは決してありません。
別れさせ屋だから許されること
ですから、お客様に接する他の職業と同じくらい、私たちはお客様への対応に丁寧である必要があると考えています。
探偵や別れさせ屋のイメージと言えば、名探偵コナンの毛利探偵事務所のようなスペースを想像し、書類が散乱していて、時代錯誤な灰皿がある、というようなものかもしれませんが、当社はオフィスを常に清潔にするようこころがけています。
この理由は明白で、キレイなオフィスの方が当社に来てくださる方にとって気持ちいいからです。
もちろん、働く側もオフィスがキレイな方が気持ちよく働くことができますが。
昔アルバイトをしていたときに、大工さんや職人さんの中には、整理整頓や清掃ができないと仕事ができない、とおっしゃる方もいらっしゃいました。
どんな職業であれ、職場の清潔感と整理整頓というのはお仕事の第一歩と言えるのかもしれません。
「任せられている仕事」感はあまり気持ちよくない
突然話は変わりますが、先日、いつもと違う美容院に行きました。
なにか不満があったわけではないのですが、すこしお忙しいらしく予約が取りづらい状況だったので、やむを得ず他店に。
いつもの美容師さんはとてもサービスが行き届いていて、シャンプーもとてもうまいんです。
ですが、先日行った美容院はあまり気持ちがよくなかったのです。
決して雑だとか、力が強すぎるとかではないのですが、なにかがいつもと違う。
なんだろうな、とシャンプーをされながら考えていたのですが、どうにも仕事をしています、という感じがしていることに気づきました。
こちらが思っていること、どんな感じでいるかというところはあまり気にせず、「任せられているお仕事なので」という感じがしました。
わかりづらい差なのですが、「お痒いところはございませんか?」というような定型文にしても、なんだかそう訊くことが仕事として決まっている感じがしたのです。
もちろん、いつも行っている美容師さんが慣れているという点はあると思いますが、それにしてもシャンプーひとつで差が出るものだなあとはっとしました。
その気持ちは当社にもあるのだろうか?
美容院の例だけではなく、好きな飲食店にはそれなりの共通点があるような気がします。
サービスが行き届いているか?
不快な思いはさせていないか?
そんな風にお客さんの気持ちを考えてくれているような気がするのです。
接客がいいとひとことで言っても、いろいろ理由があります。
よくいく洋服屋さんは前回なにを買ったか覚えてくれている、名前を覚えてくれているなど気配りが上手です。
スゴいひとになるといままで買ったものをだいたい覚えていてくださったり。
お忙しそうなので、「自分で見てまわりますから、大丈夫ですよ」と言っても、しっかり接客したいんで、やらせてくださいと言ってくださいます。
そういった接客は受けていてとても気持ちがいいです。
当社も、依頼者さんがこちらを気遣って遠慮してくださったときに、同じことが言えるか気をつけなければいけません。
依頼者さんにお気遣いさせることなく、親身にご対応できるかが重要だと考えています。
依頼者さんから連絡がなくても、ちゃんと対応できているか。
依頼者さんがどんな気持ちなのか想像できてるか。
そういったことを丁寧に対応していける別れさせ屋であろうと考えています。
さて。
いかがだったでしょうか。
ちょっといつもとは風変わりな記事でしたが、当社はこんなことを考えながら別れさせ屋という仕事をしています。