こんにちは、東京、飯田橋で別れさせ屋をしていますアクアです。
前回、メール、ラインの心構えをお伝えしたのですが、今日は具体的な方法について触れてみたいと思います。
この手の記事だとダメな例といい例を挙げて、というのがよくあるパターンですが、
あれもダメこれもダメではなにをしたらいいのかさっぱり、ということもあるでしょう。
そして、それ、いいと思わないんだけど……、と不満に思われることもあるでしょう。
ということで、具体例を交えながらテクニックを解説していきますね。
鉄板テクニックはない
最初から記事のタイトルを否定してすみません。
ですが、返信率100%のことばというのは存在しません。
忙しいこともあります。返事が面倒な日だってあります。気分が乗らないなんてこともあります。
これを言ったら相手の機嫌が確実によくなるということばもありません。
まずは「これさえやっておけば安心」というおざなりな気持ちを捨てることから返事してもらいやすい会話はスタートしています。
質問で会話を終えれば返事をしてもらえる可能性はもちろん上がります。
返事を「しなくてはいけない」と相手に思わせるからです。
ですが、そんな会話気持ちいいですか?
ああ、めんどくさい、と思われたらマイナスです。
前回もお伝えしたのですが、基本は相手と楽しい時間を過ごすことです。
まずはテンプレートや常套句に頼らずに会話をしてみることか大事です。
返事をもらう目的はなんでしょうか?
ここでコミュニケーションの根本から考えてみましょう。
「あなたが返事をもらうこと」が目的ではダメです。
たとえば「雨なんだけど、傘持っていった方がいいよね」と言ったとします。
相手の返事なんて決まっています。
持っていった方がいいに決まっています。
この質問をすることになにか意味がありますか?
契約を取りたい営業マンはサインのハードルを下げるために、どうでもいい文字をあえてお客さんに書かせることがあるそうです。
文字を書くという行為を予めさせることでサインのハードルが下がるとかなんとか。
それ同様に1度返信させることで、返信のハードルを下げるなんて意味もあるかもしれません。
が。
そんな会話は基本的に面白くありません。
爆笑させろ、というハードルではないんです。相手はあなたに毎日笑いを求めているわけではありません。
ただ質問に答えてもらうためだけのメッセージは送っても意味がないです。
むしろ、あまりに答えがわかりきっている質問をされるのはウザいのです。
念押しはタイミング
あまりに答えがわかりきっているという点においては念押しも同様です。
末尾に「ダメかな?」「嫌だったらいいけど」というメッセージ。
この文章を打ったときに、相手から「ダメだ」「嫌だ」という答えが返ってくるかもしれないと思っていますか?
おそらくは思っていないでしょう。
「そんなことないよ」「嫌じゃないよ」って言わせたいだけです。
恋愛がうまくいっているうちはそれでもいいかもしれません。
お互いが盛り上がっているなら、テクニックなんて不要です。
盛り上がっていないからなんとかしたいわけで、そういう段階のときにイエスと言わせるだけの念押しは基本NG。
逆に相手がこういう念押しをしてくる場合は、素直にイエスと言うと相手は満足するでしょう。
要するにこういうたぐいの念押しをするときは、たいてい念押しした方が気持ちよくなるわけです。
面倒な質問はメールやラインではしない
重すぎるメッセージはダメです。
「私とあのひととどっちが大事なのよ!?」
二股をかけているのは相手だってわかりきっていますから、ただ責めるだけになります。
「いつになったらちゃんと付き合えるの?」
なにかのっぴきならない事情があるのだと思います。
「最近会えてないね」
仕事かマンネリ化してしまったか本命がうるさいか、事情はいろいろあるでしょう。
こういう話題は大事です。
あなたにとっても気になるトピックであることはもちろん理解できます。
あるいはどこかで一度話し合っておかなくてはならないときが来るかもしれません。
ですが、それをメールやLINEで確認されるのはちょっとキツいです。
というような点に気をつけていれば、大きな減点をくらうことはないはず。
うまくいかせよう、うまくいかせよう、とせずに、NGなことはしないように会話をしていきましょう。