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こんにちは、別れさせ屋アクアです。
別れさせ屋が実際に使っている方法や、テクニックを今日もご紹介します。
成功例から別れさせ屋の方法を知るこのシリーズも今回で最終回。
次回からはまた新たな記事をご紹介します!
CASE3
依頼者
30代後半 芸術系 女性
対象者
20代半ば アルバイト 男性
背 景
芸術関係のお仕事で成功している依頼者さんは年下の対象男性と交際を始めました。
付き合い始めた当初は男性も会社員でお給料はそれほどよくありませんでしたが、まじめに働いていたそうです。
収入には大きな開きがあって、依頼者さんのほうがかなり上。
年下なので、はじめはよかれと思っていろいろ面倒を見ていたのですが、そのうちに対象男性は依頼者さんの家に転がり込んできて、さらに仕事も正社員をやめてアルバイトに……。
ことばや態度でのモラハラはかなり頻繁に行われていたようで、別れたいと依頼者さんも思うようになります。
別れを切り出すと暴力こそありませんでしたが、脅しに近いような言動はありました。
それでも別れたいと思い切って切り出すと、手切れ金としてかなりの金額を要求。
これはもうふつうに別れることは難しいと考えて、ご依頼いただきました。
経 過
別れさせ屋が方法を決めるときに、きっちり別れさせることは重要です。
手早くカンペキに別れさせる方法があればいいのですが、時間を気にするときにはどの状態にするか、を考えることも重要です。
依頼者さんはカンペキに別れるよりも、とにかく早く手を切りたいという気持ちが強かったです。
通常は2、3ヶ月くらいはいただくようにお願いするのですが、できうる限り早く、というご希望でした。
いくらかの手切れ金は払うつもりなので、相手にすこしでも責めるべきところがあればいいという方向で工作をスタート。
たしかにかなり対象男性もお金にはうるさそうでしたので、たとえ自分に非があっても手切れ金は要求してくるかもしれませんから、早さを優先する方針で固まりました。
女性工作員を接触させ、関係を構築します。これはとても簡単でした。
ただし、問題はどうやって穏便に別れるか、です。
そこにちょうど田舎から両親が出てくるタイミングが。
このチャンスを逃さず対象者とご両親、依頼者さん、工作員の全員で鉢合わせを狙いました。
見事に浮気が発覚。ご両親に全部話して、それでもすこし不安だと依頼者さんはおっしゃって、手切れ金をいくらか渡してキレイにお別れすることができました。
CASE4
依頼者
20代後半 会社員 男性
対象者
20代前半 事務作業系アルバイト 女性
背 景
別れたいお相手の女性はPCでデータ入力をするアルバイトをしていました。
アルバイトとはいえ、フルタイムで働いていたので、ひとり暮らしできていました。
性格はどことなく掴みどころはない感じですが、それほど問題があるような感じではありません。
ですが、それは依頼者さんが絡まない状態のときだけでした。
対象者は依頼者さんに強く依存していて、言ってしまえば病んでいる状態。
電話もメールもかなりの頻度で、かなり厳格なルールがありました(出られなかったら5分以内に折り返すなど)。
依頼者さんのこととなるとかなりコワい性格のようで、束縛があまりに厳しいため依頼者さんが別れたいと言うと、思い切り殴られたそうです。
かなり強く何度も殴られ、病院に行くか悩むくらいだったそうです。
そして、依頼者さんの持ち物の本が切り刻まれていました……。
これはさすがにその身にキケンを感じたために、依頼をいただきました。
経 過
対象の女性に接触したものの、依頼者さんのこととなるとそもそも会話になりません。
なにを言っても激高してしまい、工作員もすこし身のキケンを感じました。
なにか事件を起こす前になんとかしたほうがいいのではないか、と正直に言えば思いましたが、粘り強く接触を続けました。
関係構築が進んでいくと、なんとかまっとうな(?)会話もできるように。
依頼者さんも交えてある程度話ができる場を作れるくらいになりました(慎重に関係構築を進めたので、時間がふつうの依頼よりかかっています)。
対象者の女性は睡眠薬に頼っていましたので、ちょっと体調が悪くなったりすることもあり、なかなか難しい依頼ではありましたが、最後は前向きにお別れすることができました。
CASE5
依頼者
30代 会社員 女性
対象者
20代 販売職 男性
背 景
依頼者さんの恋人の対象者男性はもともとはマジメなひとでした。
ちょっと手の早いところや、気が短いところはありましたが、問題があるひとではなかったのです。
ですが、ちょっと販売成績が伸び悩んだ時期があり、そのあたりから雲行きが怪しく……。
最初に変化に気づいたのは、依頼者さんではなく会社の同僚だったようです。
朝はふつうに出勤するのですが、帰りはボタンを外し、肩張って歩き、グラサン装着。
いったいどこのスジのひとかと思うほどの様子に、徐々に社内が対象男性を心配し始めるまでに……。
ほどなくして依頼者さんへの暴力が始まり、依頼者さんは耐え切れずに相談にいらっしゃいました。
経 過
同棲している部屋に行くと、ナイフで依頼者さんの写真が切り刻んであったときは正直に言ってちょっとこれは、と思いました。
ナイフも5本くらい保有しています。
部屋を見たときに、「これはもうふつうの方法でやっている時間はない」と悟りました。
最悪の事態が起きてもおかしくない狂気のようなものを感じずにはいられませんでした。
そういう常軌を逸した行動をしている証拠をすべて確保。
依頼者さんのご両親も、対象者のご両親にも相談し、保護してもらう方向へ。
もちろん公権力の保護ももらい、依頼者さんと対象者は法律的に近づいてはいけないことになりました。
いかがでしたか?
ちょっと後半は怖い話になりましたが、別れたいケースというのは事態が複雑化することが多いです。
時間をかけて悪化した関係性というものは、時間をかけて解きほぐすしかありません。
こじれる前に対処するのが、本当はもっとも望ましいですね。