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さて、今回は物々しい注意文から始まりましたが、ズバリ成功例です。
成功例はもう正直にお伝えしてみましょう、ということでこんな注意書きをつけました。
情報は変えてありますが、依頼者さんがご覧になったらたぶんご自身のことだとわかるくらい、生に近い成功例です。
CASE1
依頼者さん ご両親
対象者
24歳 アパレル系 女性
22歳 フリーター 男性
背 景
24歳になる娘さんが新しい彼氏を作ったのですが、これがとてもひどい男でした。
フリーターと言えば聞こえはいい(?)ですが、日雇いでたまにお金を稼ぐ程度です。
定期的に仕事をしているわけではありません。ただ無職ではない、という程度です。
半分ヒモ状態で、娘さんの帰りが遅いという理由で、職を替えさせたりするという有様です。
経 過
男性に工作をしかけます。そういう男性でしたので、これは非常に簡単でした。
女性が依頼者ならここでもう浮気を指摘して終了なのですが、女性は別れたがっているわけではありません。
ここからもうひと仕事。
女性がともだちと祭りに行くという情報を得て、工作員と男性も祭りに向かわせます。
女性と男性と工作員のカップルを鉢合わせさせます。
当然、その後、3人で会議に……。
女性は烈火のごとく怒り、縁日の即席テーブルをなんとちゃぶ台返し。
これはちょっとびっくりしましたが、無事に女性は男性を捨てました。
CASE2
依頼者さん
30代後半 看護師 女性
対象者
40代後半 公務員関係 男性
40代後半 事務員 女性
背 景
依頼者さんと男性は入院して知り合いました。
男性はバツイチでしたが、付き合っている彼女がいらっしゃったのに、依頼者さんが惹かれてしまいます。
対象者の女性は特殊な事情というか、宗教にハマっていました。
男性はそれを嫌がって、一時は別れるという話にもなりかけたそうですが、女性が宗教をやめるということで落ち着きました。
ただ、女性は止めておらず、働いているところもその宗教関連の企業でした。
経 過
男性工作員を対象の女性へ近づけたのですが、教祖さまが「いまは動くな」と言ったためうまく発展せず。
これもちょっとびっくりしました。
とても惹かれていたように思えたのですが、信じる力は偉大です……。
これは時間がかかるかもしれない(というか、教祖さまがOKを出すまで長期戦になるかもしれない)という予感がしていました。
ただ、ここで男性が「宗教を嫌がっている」という気持ちを聞き出すことができました。
そうなると話は早い。やめて欲しがっていた宗教をやめていないことを男性に教えました。
驚くほどあっさり別れることになりました。
女性だけに着目していたら、もっと時間はかかったかもしれません。
本音を聞き出しておくことは重要だと再確認した依頼でした。
いかがでしたか。
プロのワザに焦点を当てたこれまでとはすこし毛色がちがうものでしたが、
別れさせ屋の成功例としてはこんなものもあるというご紹介でした。
もうすこし成功例をご紹介したいので、後編へ続きます。